タイではどちらを歩く?
『エスカレーターは歩かないでください』
…てっきりタイ人の叫びかと思っちゃいましたよ、我々日本人から見れば都会のバンコクっ子ですら、モッサリ歩いているような気がしてなりませんからね。
で、よくよくソースを見たら「横浜市営地下鉄」の話題。
国土交通省によれば、
「エスカレーターの構造はもともと、利用者が歩くことを想定していない」そうです。
この話題で気になったのは、
「昇降客のために関東は右空け、関西は左空けがルールと思い込んでいる人も多い」
というくだり。
ワタクシとしては、車両は左側通行だし、高速道路でも追い越し車線は右側だし…急いでいる人、つまりエスカレーターでも追い越して行く人には、「関西の左空け」より「関東の右空け」の方がしっくりくるジャン…と常々思っていたワケです。
トコロ変わってタイ…まず、車両は日本同様左側通行です。
次に人(歩行者)はどうよ?っていうと、少々戸惑うンですな、特にMRT(地下鉄)スクンヴィット駅からBTS(スカイトレイン)アソーク駅に乗り継ぐエスカレーターで、日本人観光客が、
「え、どっちよ、どっち?」
と、左右どちらの側に立つべきかキョロキョロしている光景をよく見かけます。
結論から言っちゃいますと、そもそもタイ人はそんなこと厳密に守っていない(=気にしていない)のが現状ですし、ハイソサイエティ(←死語!)を自負するバンコクっ子でも、友達と一緒ならGメン'75のタイトルバックよろしく横にドーンと並んでエスカレーターなり、歩道なりを塞いじゃいます。
だから、右に立っていようが左だろうが、タイではエチケット違反なんていう意識はありませんし、日本の通勤ラッシュのように追い越されぎわに、“ジロッ!”と睨みつけられることもありません。
ただ、“タイではどっちなんだろうねー”という話題は、タイ在住の日本人の間では自らがそれぞれ目にした“実例”を挙げ、酒席のちょっとした“ツマミ”になることもあります。
そうした意見の大勢を占めるのは、やはり、
「タイでは歩行者は右側通行だろう」
ってこと。まぁ、ワタクシ自身も含め、“だろう”で済ませられちゃうところに、
「ヤベェ、マイペンライ気質に侵食されつつある…」
と多少なりとも焦りを感じたりするのですが、先日、ヤワラー(ト)でこんな絵柄に出会いました。
やっぱり、歩行者は右側通行が正しいようです。