お持ち帰り、カー?
前記事で、日産の顧客情報流出を話題にしましたが、バンコクなんざぁその辺、マッタクと言っていいほど、いい加減です。事件報道で被害者のプライバシーが躊躇なく暴かれちゃう国ですから、タイ人の間で「個人情報」の意識が根付くのは相当先、もしくは、この先もずっと“マイペンライ”で行っちゃうかも知れませんな。
それを象徴するかのように、バンコクで朝夕の通勤の時間帯に、会社のものとおぼしきラップトップPCを携えたオフィスワーカーを目にすることは珍しくありません。
そこそこお洒落したバンコクのOL(←日本的言い方でスミマセン)が、その身なりには不釣り合いな無骨な黒のPCバッグを重そうに抱えていたりするので、一発でわかります(バッグには「Acer」「BENQ」「ASUS」といったバンコク市場でお馴染みのメーカー名が刺繍されていたり、ロゴが貼られていたりしますからね)。
かくしてウチのアパートでも、ワタクシの上階に住むOLさんはよくラップトップPCを持ち帰ってきます。入口で一緒になったときなど、ワタクシはジェントルマンを装いつつ(笑)、エレベーターのボタンを押してあげるなどして、
「帰ってきても仕事なんて、大変だね?」
などとインターナショナルなコミュニケーション(大笑)の実践に努めておりますが、どうやら、そのお答え&意味ありげな笑みには、仕事だけではない用途も含まれているようであります。
んが、日本では今、私物のPCを会社に持ち込んだり、会社のPCを自宅に持ち帰ったりするのは、たとえ仕事のためとは言え、ほとんど御法度と聞いております。これだけ情報漏洩やウイルス感染の危険性が叫ばれている時代ですから、当たり前って言えば、当たり前。
ただ、繰り返しになりますが、タイではどうなんでしょう? タイ人って、あまり締め付けると、
「あそこ(あいつ)はケチだ!」
という感情を抱き、それがクチコミで急速に広まっていくという傾向があるのは事実です。タイの社会自体が、個人情報を悪用して何かをしでかそう...というところまで発展(?)していない可能性も否定できませんが、我らニッポン人を含む外国人の個人情報だけが密かに流通しまくって...なんてことだけは避けていただきたいものです。
