コスプレ de バンコク・その3
ただ、誤解なきように記しておきますが、「バンコク、コスプレ、キテるぞーっ」というほどのレベルではありません。今回の規模も、コスプレ自体が目立ってはいたものの、全体のイベントのひとコマであって、参加者数に至っては東京などのローカルで行われるいちダンスパーティ、あるいはハウスパーティのそれより少ないだろうと思われるくらいです。
実際、バンコクの高校生くらいの年代で小遣いの範囲内でコスプレしようと思ったら、そこそこ裕福な家庭でないと無理でしょうし、その情報源たるコミック、アニメ、ゲームにしろ、普段から身の回りにコレクションできる環境が必要だと思うからです。中国の一人っ子じゃないけど、いわゆる甘やかされ組かなぁ...って気がしなくもないですね。
まぁ、このイベントのそもそもの狙いは「日本への留学」なわけですから、それを視野に入れられる家庭というのは、推して知るべし...なレベルだと思います。
ただ、いわゆるオタク、もとい、マニア消費層とは巧く言ったもんだ!と思ったのが、バンコクのカメラオタ。美女(?)、美形(?)集うところにカメラありとでも言いましょうか、日本のマニアにも負けず劣らずのすンごいカメラ機材を携えたマニアがいらっしゃいましたw。
年齢層はおしなべて高く、30代以上の独身リッチかと思われます。貨幣価値から見て、日本で買うより大ゴトだと思いますが、デジタル一眼なんて全然珍しくない。しかも、日本より“直球”なのですよ、撮り方や接し方が。もう、
「デヘヘ、ゲヘヘ」
と下品な笑みを浮かべつつシュートしまくり!って感じ。
その辺、日本では撮り手のエチケットも一応のローカルルールとして確立しつつあるようですが、現状、バンコクではやりたい放題という印象を受けました。
まったく別の見方で、こうしたカメラオタをビジネスチャンス(ちょっと大げさかな)として見ると、たとえばストロボとレンズの光軸を揃える「ストロボブラケット」や、日中シンクロ炊きまくりーのための「外部電源パック」、それにストロボの発光部にかぶせる「ソフトバウンス」といったサードパーティ系のアクセサリーは、きっちり紹介すれば売れそうですよ、タイ人のマニアたちにも。
ずいぶん話がそれました。結論として、このイベントに足を運んだバンコクの若い世代には、
「やっぱり日本って面白そうだなー、イイなー」
というイメージを強くしたと思います。
ただ、金銭的な面も含めて、ここに訪れた若い男女すべてが日本留学のターゲットじゃない、ってことだけは確かです。その意味で、2006年の9月2日 - 3日は実に興味深い日でした。