バンコク・マーケットの子ども
タイ語で「パイ・ナイ?」...直訳すると「どこへ行く?」という意味で、タイでは日常の挨拶としてよく用いられます。アパートの管理人がこうたずねるとき、チャトチャック等のマーケットに行くと答えると、毎回きまって「スリに気をけて!」と言ってくれます。
バンコクで観光客にお馴染みのマーケットと言えば、スアンルン(ルンピニ)のナイトバザール、チャトチャックのウイークエンドマーケットなどでしょうか。スリの名所(?)でもあるわけで、特に男性は、「財布をお尻のポケットに入れるな!」という注意書きをガイドブックなどでよく目にすることでしょう。
初期リスクをなくす、という意味でこれはその通りです。財布は前側のポケットに入れた方が安心です。ただ、ワタクシの経験上、スリだってこのような“対策”は百も承知のようです。
ちなみに、チャトチャックのスリ(集団)には、7-8歳の子どもが含まれています。ワタクシが1度捕まえたのは女の子でした。ワタクシはタバコを吸うのでお尻のポケットには財布のダミーのつもりでソフトケースのマルボロを、前のポケットに財布を入れていたのですが、この女の子は、最初から前のポケットを狙ってきました。おそらく、目星を付けていたのでしょう。
言葉で表すのは難しいのですが、ワタクシの感覚で言えば、無邪気に走り回っている子どもがたまたまぶつかってきた...そんな感じです。ワタクシの友人の間では「ガキンチョ・タックル」などと称しておりますが、イメージしていただけるでしょうか?
運良く、ポケットから財布は引き出せず、ワタクシはとっさにこの女の子を捕まえようとして、首根っこの辺りに手がかかったのですが、その刹那、女の子はとんでもない悲鳴! まるでワタクシが児童虐待でもしたかのような勢いです。
つづき:財布を持たずにショッピング