国境越えのビザラン・その3
多少の差はあっても、ビザランに用いるバスは2階建てで、参加者は32人乗りの2階部分に乗り込みます。32座席すべてが満員、というのはワタクシも経験しておりませんが、隣り合った2人分の座席を1人で使えるか否か...これがほぼ半日を費やす長距離バスの旅を快適にするか否かに関わってくるのです。
「国境越えのビザラン・その2」で“早めに”と記したのはこのためです。ビザランになれている参加者は、もうバスが来る前からいつもの乗り場付近に陣取って、さっさとパスポートを預けて書類のサインを済まし、バスの2階へと駆け込みます。
で、2人掛けの座席の通路側にドンと腰掛け、窓側に足を伸ばしてもう寝る体制! この2座席はオレのもんだよって言わんばかりです。

この岩山が見えたらバンレムはもうすぐ。
さほど混んでいないときなら、1人で2座席分使えますが、そうでないときに、隣に座る人によってはこのバスツアーがとても憂鬱な、耐え難いものになってしまいます。
体臭のある人、やたら話しかけてくる人、いびきの強烈な人...想像してみてください。8時間から10時間ですよ。悲しいかな長期滞在者の中にはヒッピーみたいな方もいるので、ここで外すとものすごくブルーです。
また、オーバーステイは1日につき100バーツの罰金を徴収されるのですが、
「手持ちの現金はビザラン代の2000バーツしかない(ホントかウソかは別にして)。必ず返すからお金を貸してくれないか?」
と片っ端からたずねまくっていた参加者もいました。
ま、理想を言えば(良いことではないと思いますが)、とにかくいろいろな人が乗り込んできますので、集合場所には早めに到着し、バスにも早く乗り込み、座席を確保してバスが走り出すまでは“ふり”でもイイから寝る...。このようにアドバイスさせていただきます。
つづき:国境越えのビザラン・その4