国境越えのビザラン・その1
一部「知りタイ・ニュース」でもお伝えしたとおり、ビザ制度の変更がありましたので流動的ではありますが、通称・ビザラン(VISA RUN)と呼ばれる陸路バスによる国境越えについてお伝えします。新制度の運用等に関してはご自身で必ずお確かめください。
まず、誤解なきよう記しますと、ビザランはビザを取得するためのものではありません。日本人観光客がタイへ観光目的で入国する場合、30日間のビザ免除が認められているのですが、「ビザ免除」とはすなわち「ビザ無し」のことですから、そもそもビザは取得していないわけです。
で、30日の期限前に出国すれば、新たに30日分、免除される期間が延びる(リセットされる)ので、長期の観光、就業、留学等のビザを持たずに長期滞在する際の“手っ取り早い”手段として、ビザランというビジネスが成り立っているわけです。
さて、そのビザラン。内容は実にシンプルです。写真のようなVIPバスで陸路カンボジアの国境に赴き、
1)タイ → カンボジアへ出国
2)早めの昼食
3)カンボジア → タイへ入国
というスケジュールです。
バスに乗ってから降りるまで、全行程で早ければ8時間(後述・ポイペトの場合)、長ければ11時間(同・バンレムの場合)要します。早い・遅いの差は、国境の混み具合と道路の混み具合次第です。
ビザランを提供している業者は、フリーペーパー等で見る限り3 - 4社ほどありますが、どれも内容は一緒。出入国に必要な書類は業者がすべて用意してくれるので、参加者は自分のサインとタイでの住所を記入するくらいです。
カンボジア国境は主にポイペトとバンレムの2カ所。ポイペトは古くからあるお馴染みの国境で、タイ側国境から昼食を取るカジノ兼レストランまで少々距離があるため、国境を越えたあとは業者の用意するミニバンで移動します(歩けない距離ではないけど)。
バンレムは比較的新しい国境で、上記同様のレストランへも皆歩いて移動します。ただし、バンコクからの距離はバンレムの方が遠いので、総時間はバンレムの方がかかります。
つづき:国境越えのビザラン・その2